歴史と素適なおつきあい

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ヤマトタケルと六角橋

歴史と素適なおつきあい   2015・10・9 案内T氏


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堺市大鳥神社・・ヤマトタケル像 ウイキペディアより

東急白楽駅西口・・六角橋商店街・・仲見世通り・・祐天地蔵・・杉山大神・・
神奈川大学・・寳秀寺・・六角橋遊歩道・・塩嘗地蔵・・片倉駅

寳秀寺の記録(元禄8年・1695)に

ヤマトタケル東征の折、豪族大伴久応の庵(寳秀寺)に泊まった。
翌朝、食事のときに五位木という六角の箸を用いた。
それを大伴久応に授けたといわれる。

六角橋の地名の由来で六角箸から六角橋になった

別の説にここを流れていた滝野川(現在暗渠)にかかっていた
橋の材木の組み方が六角だったからというものもある。

白楽駅
対称15年(1926)東急東横線の丸子多摩川〜神奈川間の開通にともない
駅が設置された。
白楽の地名の由来は神奈川宿の伯楽が多く住んでいたから。
伯楽とは馬の周旋や、医者のこと。

六角橋商店街
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仲見世通り
市内有数の戦前からの商店街で、メインストリートの他に
多くの路地が存在する。

旧綱島街道は古くから小机〜神奈川宿の街道筋で
付近の農村から農産物が神奈川宿に
開港後は生糸、農産物が横浜に運ばれた。
そこで六角橋は農家相手の商売がはじまった。
戦後は闇市があり現在の商店街に発展した。
かつては市電の終点で多くの買い物客で賑わった。

ここで有名なのが仲見世通りでメインストリートに並行して
狭い通路の両側に雑貨から肉、野菜、総菜屋となかなか楽しい
商店が並ぶ。

逆から歩いてここで買い物して帰ればよかった・・・
ドッキリヤミ市のイベントもおもしろそうだ
六角橋商店街

祐天地蔵
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厄よけ、子育てにご利益があるといわれる身代わり地蔵
文政二年(1819)に有名な祐天上人の名を冠し、六角橋の入り口に
村人が奉納した。
台座には目黒の祐天寺とのかかわりを示す文面がある

祐天上人は江戸時代に活躍した高僧で、浄土宗本山増上寺芝増上寺のお江様を訪ねて
36世法主(ほっす)で、怨霊に苦しむ人を強力な念仏で退治したといわれる。

お江様の化粧料地  より抜粋
ところで満願寺と増上寺を直線で結ぶと目黒区の祐天寺が線上にある。祐天寺も増上寺の裏鬼門であるかもしれない。祐天寺は享保3年(1718)増上寺の第36世祐天上人の遺志を継いだ弟子祐海が将軍吉宗の保護で上人の遺跡に開創した寺である。この祐天寺のある目黒一帯ももとは崇源院の御化粧料地だった。寛永9年(1632)以降石川村と同じく御霊屋(みたまや)料地となった。

祐天上人は晩年は目黒に隠居し没した。

杉山大神
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六角橋の鎮守
祭神は大物主命、日本武尊 天照大神

ヤマトタケルから六角の箸をもらった大伴久応が
箸の一本に天照大神 もう一本に日本武尊と書いて
杉山大神として祀ったという。

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樹齢200年のケヤキ

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境内の青面金剛

神奈川大学日本常民文化研究所
1921年創立のアチックミューゼアムが母体である。
渋沢栄一の孫の敬三が
学友たちと自宅の一角に開設した屋根裏部屋(アチック)の小さな
博物館fだった。民具、民俗研究、水産史の研究に活動の幅を広め、
諸地域の総合調査に乗り出した。
敬三は職業、専攻、性格にこだわることなく、
様々な人と活動、探求した。
ミューゼアムは戦時下で日本常民文化研究所と改称し
戦後は財団法人として再出発、1982年神奈川大学の付属研究所となった。
その際、民具類は国立民俗学博物館に寄贈された。

今回訪問して興味をひいたのは船の模型だった。
早くから研究所は海からの視点でとらえた
日本文化の重要性に着目してきた。
企画展示室には近藤友一郎和船模型の世界を展示、
近藤和船のコレクションだった。
和船製造の道具の多さに驚いた。

久應山 摂取院 寳秀寺 
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
ヤマトタケルが泊まった庵のあった場所である。
密教系の杉山明神の別当だったが、
天正年間に秀蓮社清誉達道が来住し、
浄土宗に改宗した。

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大伴久応之墳
お墓があったという記念碑だと思う

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五体の庚申塔があるが、左の二つは風化している
見るとちょっと怖い

六角遊歩道
滝の川を暗渠化し、昭和60年に遊歩道が作られた。
滝の川は片倉町、神大寺(かんだいじ)あたりを水源とする川だが
1級、2河川級に入らず準用河川という。
この流れを河口にむかうと
慶運寺(フランス領事館)
浄滝寺(イギリス領事館)
成仏寺(ヘボンが住んでいた)
神奈川宿、神奈川台場にいたる。

塩嘗地蔵
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病の快癒に霊験あらたかであると信仰されている
治ると塩を供えてお礼参りをする。
雪に埋もれたお地蔵さんにみえるが、塩で浸食され
お地蔵様が小さくなっている
昔ぜんそくの子供が治り、両親が中心になって
祠や階段を整備したという。
この場所は昔あった神大寺(かんだいじ)という寺が
あったという。
戦国時代小机城主笠原越前守信為が亡父の供養に
神大寺を建てた。二代目のとき焼失したので移転した。
それが現在の雲松院である。

片倉駅にいく

神大寺かんだいじの近くに神奈川大学じんだい(神大)があるので
なんだかややこしい・・・・











by gannyan1953 | 2015-10-10 12:26 | 神奈川県の歴史散歩 | Comments(1)

鎌倉光明寺に精進料理をいただきに

歴史と素適なおつきあい         2015・11・13

集合:9:50 鎌倉駅東口 

バス7番のりばから逗子行き10時5分発乗車・・光明寺前バス停降車
・・和賀江島(11:35干潮)・・鎌倉十井 六角の井・・飯島崎
・・正覚寺住吉城跡・・(住吉神社)・・光明寺11時に受付・拝観・・
昼食11時半(4500円)

和賀江島
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和賀江島の碑


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少し干潮

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わが国最古の築港跡といわれる。貞永元年(1232)執権北条泰時の時代、7月15日に工事がはじまり、8月9日に工事が終了、非常に短期間で完成した。
僧の往阿が進言し、幕府の要人や多くの人の助けで作られた。極楽寺が管理し関米を徴収した。何度も高波などで崩落し修理されながら、唐船、宋船など来航したという。江戸時代には鶴岡八幡宮の修繕の石材運搬や、小坪の漁船が係留された。明治のころには水没していた。
干潮時に往時を偲ばせる半円状の跡が見え、石柱は船の係留に使われたものである。

六角の井
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残念なことにゴミが多い

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鎌倉十井の一つで、源為朝伝説が残る。伊豆大島に流された為朝が光明寺の裏山天照山を狙って射った矢が18里の距離を飛んでこの井戸に落ちたという。保元の乱で後白河天皇と崇徳上皇の対立のとき、為朝は崇徳側についたが、後白河の勝利で捕縛され肘を切られ伊豆大島に流された。とても強く体も大きく、弓矢で為朝に勝てる者はいなかったという。

飯島崎
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正覚寺


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夏は草に覆われ奥に進めない
秋に再挑戦


戦国時代はじめの住吉城址で、1243年に然阿良忠(ねんなりょうちゅう)上人が光明寺を建てる前に、留まったといわれる浄土宗の寺である。然阿良忠は、ここで荼毘にふされたといわれる。

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住吉城は北条早雲が築城してとき、「故城」に作ったと「小田原記」にある。
すると北条早雲の築城前に城があったことになる。
昭和55年逗子市教育委員会の調査で
北条泰時が名越切り通しを中心に要害を構築したとき、
この丘陵に大切岸(斜面を削って断崖とすること)を作ったと
推察した。
その後北条早雲が築城し、一時先端部を城郭としたがのちに放棄、
そして三浦道寸が再興した城である。
三浦道寸と弟道香が籠もり、北条早雲を迎えて戦った。
奮戦むなしく落城し、道寸は新井城に逃れ、道香は逗子の延命寺で主従七騎とともに自刃した。
道寸は平安時代から続く三浦氏で、鎌倉時代に滅ぼされてからその子孫が相模三浦氏となる。
その末裔にあたり平塚の岡崎城主だったが、
のち新井城で相模三浦氏は滅亡する。

そのとき海に流れた血が広がり油壺の名称になったという説がある。


住吉城は、しばらく場所も特定されず明治まで遺構を残していたが、
やっと昭和55年頃に調査され、鎌倉時代の築城とわかった。

光明寺裏山から逗子にかけての丘陵全体が城の遺構だったが、
まわりはほとんど開発され海も埋め立てられた。

明治になり正覚寺東の高台平場が「げんじやと」とよばれ邸宅が建った。
本丸と思われる場所である。
玄関の扁額は西園寺公望の筆で大正天皇が葉山御用邸を利用する頃は
幣原喜重郎の別荘だった。

時に大臣たちが集まり会議も行われたという。

住吉神社から「げんじやと」に通じる隧道はこの邸宅が建ったときに閉じられた。

住吉神社
正覚寺本堂の右側から登るか、正覚寺の左の道を登ってすぐにある細い通路
を行くと住吉神社がある。
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  隧道がある

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隧道を覗いてみた
どこまで行くとふさがれているのか見えないが
入るのは躊躇する


光明寺 天照山蓮華院光明寺 浄土宗

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山門





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大堂



寛元元年(1243)に然阿良忠上人により開基された。良忠は浄土宗3世で鎌倉幕府に帰依を受け、後土御門天皇から関東総本山の称号を与えられ国、国民のための祈願所となった。
徳川家康は関東十八壇林の筆頭におき、念仏信仰と仏教研鑽の根本道場となった。壇林とは徳川幕府が定めた学問所のことである。今でも引声念仏(歌うような念仏)が10月に行われている。大殿は元禄11年(1698)建立で100本柱といわれ鎌倉最大の九間堂である。本尊は阿弥陀如来三尊。山門は弘化4年(1847)に再建された鎌倉最大の門。以前の門は鶴岡八幡宮から移築した門だったといわれる。二階には釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られる。山門に掲げられた額は永享8年(1436)後花園天皇の筆だが、現在は拝観できない。夏になると古代蓮を含め庭がとても美しい。
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光明寺では精進料理「蓮月御膳」4500円をいただいた。
少し煮びたしが甘かった
こんにゃくの刺身の白和えが美味しかった

食後に本堂と幼稚園の間の道から天照山に向かった
曇っていたが景色がよく道なりに下りてくると右側に内藤家墓所がある。


内藤家墓所
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延岡藩主内藤家の歴代墓所があり見応えのある墓所である。



参考:ひげの梶さん鎌倉を歩こう・逗子市住吉城60.4MB
光明寺HP・風雅庵の日々
by gannyan1953 | 2015-10-07 17:35 | 鎌倉の歴史 | Comments(0)

むかし海だったところ、島だったところを歩いてみよう!

歴史と素適なおつきあい番外編             2015・10・31(土)
2015 中川歴史ウォーキング 小学生対称イベント


むかし海だったところ、島だったところを歩いてみよう!

詳しくは
中川からセンター南までの歴史散策


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集合・解散 10月31日(土)9:30〜12:00
服装:歩きなれた靴、ぼうし・・4キロ歩きます
持ってくるもの:のみもの・かえりの地下鉄乗車賃

中川地域ケアプラザ〜ガーデンヒルズ・E5遺跡(いせき)〜早淵川(はやぶちがわ)〜矢羽根不動堂(やばねふどうどう)〜柚木台地(ゆのきだいち)・矢崎山遺跡(やざきやまいせき)〜道祖神(どうそじん)〜おしゃもじ様〜杉山神社茅ヶ崎社(すぎやまじんじゃちがさきしゃ)〜境田貝塚(さかいだかいづか)〜センター南駅   
中川地域ケアプラザ


主催:中川地域ケアプラザ      案内:中川歴史ウォーキング 
http://nakagawarekishiwalk.blog.fc2.com/

お申し込みは 045−500−9321 中川地域ケアプラザ


by gannyan1953 | 2015-10-05 10:17 | 港北ニュータウンの歴史・老馬 | Comments(0)



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