昭和15年(1940)紀元2600年の 式典のために建設された建物。 驚いたのがこのキンモクセイ こんなに大きくなるんだ! 明治神宮のご神木のように立派だ。 尾張藩徳川光友の正室千代姫が、 母お振の方の供養に建てたお霊屋。 新宿富久町の自証院にあったものが移築された。 自証院は小泉八雲が好んだ寺で訪れたことがある。 お振の方は家光の男色を治すきっかけになった とあるが、千代姫を生んで亡くなった。 千代姫のために千代姫の祖母の土地に 尾張藩戸山荘を建て現在箱根山がある。 戦前戸山学校があった所である。 三井家 やはりここは高橋是清邸が見所! ここで高橋是清さんは孫娘と寝ているときに 殺されてしまった・・ 226事件である。 栂材で作られた家だそうである。 栂材は高級な日本建築に使われた。 2階からの景色でガラスも古く景色もよい。 千と千尋の神隠しでハクがやってくるシーンの モデルになったという。 奥の部屋の床の間には是清さんの字の掛け軸。 手前の部屋は書斎だったそうだ。 ということは掛け軸のある奥の部屋が 襲われた部屋という事になる・・多分。 八王子千人同心の家。 以外と質素、家も小さい。 萬世橋の交番。 おまわりさんの布団と 机。小さい。 お腹がすいたので 武蔵野うどん。 #
by gannyan1953
| 2021-06-08 21:20
| 東京都 歴史散歩
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by gannyan1953
| 2021-06-06 16:38
| お城に行ってきた
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歴史と素適なおつきあい番外編 2021・5・31 城主は大石定久である。 大石定久は山内上杉家の重臣だった。 大石氏という氏族は 信濃国佐久の出自で、木曾義仲の流れと言う。 山内上杉家において、 長尾氏・小幡氏・白倉氏とともに 四宿老といわれる家柄である。 大石氏は八王子、日野あたりを 中心に勢力をもった 守護代だった。 父大石定重が滝山城を本拠とし、 扇谷上杉家やのちに後北条氏との戦いで、 戦乱が続いたが、川越合戦(1546)で 北条氏康に敗戦し、後北条氏に 従う事となった。 その子大石定久は 八王子浄福寺城主の娘比左と息子氏照と 結婚させ氏照を養子に迎えた。 婚姻で後北条氏との関係を強化した。 そして娘婿氏照に家督を譲った。 八王子恩方小学校の氏照と比左 定久は家督を譲り滝山城に 移るが跡地に天文元年(1532)永鱗寺が創建された。 寺名はのちに家康に 「名にしよう、永き林なり」 と言った事から「永林寺」と改めた。 大石家を継いだ氏照は 大石源三、由井源三と名乗り、 領地の支配と拡大に活躍する。 城址は奥なので進むとお墓がありました。 家臣たちのお墓だそうです。 いいですね。わかりやすい。 銅像も立派です。 この奥ずっとずっと歩いて行ける。 永林寺めぐりはまた別にします。 #
by gannyan1953
| 2021-06-06 15:59
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by gannyan1953
| 2021-06-06 09:27
| 神奈川県の歴史散歩
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中川歴史ウォーキング61 2021・6・19 集合:9・45 中川駅ロータリー 中川駅・・徳生池・・西ノ谷遺跡・・大善寺・・ 小梅地蔵堂・・龍福寺・・緑道 西ノ谷遺跡(大善寺の西) 大善寺本堂向かって左(西)・西ノ谷遺跡 ここは昔勝田(かちだ)郷といわれ、 武具が作られた遺跡がある。 8世紀後半の集落跡には鍛冶跡はなかったが、 10世紀にはいると中央に断層を 利用した大溝が掘られた鍛治工房があり、 11世紀になると拡大されていた。 特徴は搬入された銑鉄(せんてつ)の塊を 精錬そして製品が作られていたことである。 この一貫した製造過程は近辺では見られない。 鎧に使用する小札(こざね)鏃(やじり) 武具、武器、農具、釘など作られ、 特に小札が珍しかった。小札が製作される鍛冶工房を確認したのは 初めてのことだという。 それまでは小札製作は近江、 京都といわれてきたが、東国での生産地が発見された。 (兵の時代古代末期の東国社会:横浜市歴史博物館) 小札とは甲冑を作る短冊のような鉄の板である。 鍛治工房の経営者は誰だったのか? 坂本彰氏の推測は、都筑氏、秩父平氏の 榛谷重朝(はんがやしげとも)、 稲毛重成(いなげしげなり)、 師岡重経(もろおかしげつね)、 多田行綱(ただゆきつな)、 武蔵守藤原公信があげられている。 そして都から平忠常追討に 源頼信がやってくる。 坂本彰氏(埋蔵文化センター調査研究員)は 平忠常の乱に対応して西ノ谷で 小札製作がはじまったのではないかとみている。 平忠常の乱とは 11世紀前半、長元元年(1028)に 上総介平忠常が安房国守を殺害し、内乱が続いた。 同4年(1031)に収束した。 活躍した多田満仲の子頼信は東国に名を馳せた。 源頼信は清和天皇から多田満仲を父とする。 東国で結婚し、源義家が生まれる。義家は下野守となり、 鎌倉幕府頼朝と繋がっていく。 その戦いに在地の武士たちが 戦った。 そこで頼信の軍事力の中心が西ノ谷 だったかもしれないという見方もしている。 (参考:坂本彰:鶴見川流域の考古学)茅ヶ崎城主との噂がある多田行綱と 源頼朝と先祖は同じである。 ここに頼信からのつながりを 感じる。 江田の都筑郡衙は横行する群盗 のために力を失って行く。 そして群盗から守る武士集団があらわれる。 この遺跡は東に中原街道があり、 古代から武蔵と相模をつなぐ街道だった。 南に川がありその北の台地に鍛治工房がある。 ここの特徴は閉鎖的で外から 見えない立地にあったという。 秘密の軍事工場と思うとワクワクする。 今はあとかたもなく住宅や墓になっている。 西ノ谷貝塚は大善寺の西北にあった。・・と思う 大善寺 徳本さんの名字搭。 増上寺の末寺である。江戸時代小さな庵があり、 慈覚大師作と伝わる阿弥陀如来像を 鎌倉から招き安置された。 再興は天和元年(1681)である。 宝治2年(1248) 嘉禄年(1227) の古碑がある。(大善寺HP) オミネ屋敷 西ノ谷遺跡とオミネ屋敷の碑 水田を目の前に薪や、肥料がとれる 山に囲まれ、家の後ろの平地に畑をつくる、 近世農家が都筑区に作られた。 名主だった江戸時代から大正まで続いた家が オミネ屋敷と呼ばれる。 ミネさんの生まれる以前は名主を務め 裕福だったと思われるが明治になって 家は衰退しはじめていたという。 オミネ屋敷の江戸中期のころの想像図である。 坂本彰氏の描かれた絵である。 養女にもらわれていくが、 縁なく実家に帰る。 それからは母と兄と暮らすが、 2人を40代で亡くし、 亡くなる1918年までひとりで暮らした。 近所の人の話では 子供の頃遊びに行くと 「ようきなった」 「かしやんべ」と言ったという。 ミネさんの様子が目に浮かぶようである。泥炭地に沈砂池を作ろうとしたら、 縄文土器と木道が発見された。 西ノ貝塚を使用した人々が 縄文後期に作ったという。 尾根伝いで村の交流や生産地に 行くより近道で便利な谷道という。 土木技術に優れていることもわかった。 この木道を手がかりに都筑の古道が 見えるという。 ①有馬から古梅谷、早淵川を渡り 新吉田、折本と続く道 ②荏田から川和、佐江戸で鶴見川を渡って 三保方面へと続く道 ③早野から上谷本、恩田から長津田へと続く道 古梅(こおめ)地蔵堂 都筑橘樹 酉歳開張地蔵菩薩霊場で12年に1度の酉年に 開帳される。次は2029年である。 元石川の満願寺の古井戸から 掘り出された石の地蔵尊と伝わる。 また室町時代の木造の仏様もあるという。 地蔵堂は1300年の歴史があるらしい。 お堂のお地蔵様は延命地蔵で 外のお地蔵様は子育て地蔵である。 龍福寺 真言宗豊山派で大杉山龍福寺という。 本尊は十一面観音で、天正15年(1587)に開基、 そのご焼失、明和元年(1764)に再建、 最近になって屋根を修理した。 大棚村に檀家が多くモザイクモールの そばにある杉山神社の旧地はこのそばだった。 新編武蔵風土記縞には 大棚村東字鵜目にあり王禅寺末とある。 勝田橋を左折していく。 #
by gannyan1953
| 2021-06-03 18:09
| 港北ニュータウンの歴史・老馬
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