歴史と素適なおつきあい番外編 2013 9月8日
熱海のパワースポット
熱海に泊まりに行った。
宿は大江戸温泉、最上階。料理もおいしく景色はばっちり。
通常一泊2食7800円らしいが、その部屋は3人泊で一人9800円でした。
来宮神社の大楠
丹那神社
熱海で伊東線に乗り換え駅をでたら来宮と反対の梅園に向かって歩く。
梅園入り口を左に見て進むと右側に丹那神社がある。
神社からは真下に東海道線、横に新丹那トンネルを新幹線が通るのがみえる。
梅園近くで崩落事故があり、全体での犠牲者67名の鎮魂のために祀られた神社である。
詳しくは、歴史と素適なおつきあい「丹那トンネル」参照
慰霊碑
丹那神社の下を通る丹那トンネル
丹那神社を出て右に、ずんずん坂を上って四つ角で右におりて行くと来宮神社につく。
駅をぐるりとまわったコースになる。
来宮神社
祭神:ヤマトタケル・イソタケル・オオナムチ
奈良・平安期の征夷大将軍坂上田村麻呂公は戦の勝利を祈願し、熱海来宮神社の御分霊を東北地方を始め、各地を統制して行ったと伝えられる。
大楠があり、パワースポットで有名なので、訪れる人が絶えない。
太古の昔、7本の樟、椎、羊歯類で覆われていた。
しかし嘉永年間に熱海で「大網事件」が起こった。
漁業権を巡る争いだった。その訴訟費用のために5本の楠が伐られた。
現在の楠を伐ろうとしたら、白髪の老人があらわれ
両手を広げ木を守るような仕草をした。
神のお告げであると信じ、木を伐るのを中止した。
大楠は現在「不老長寿」「無病息災」の象徴で。
木の周りを願いを込めてまわると、願いが叶うという。
摂社三峯神社
ご眷属の大口真神
宮前というお店で桜えびのかき揚げうどん500円
おいしゅうございました。
湯前神社
来宮から伊東線の高架をくぐって海に向かう 。
熱海駅まで歩いてもたいした距離ではない。
かわいい神社があった。旅館名がいっぱい書いてあり
昔私の姑がよく友人と行っていた宿名があり、なつかしく立ち寄った。
「志ほみや」
私もよく泊まりに行った。ネット予約なんてないころで、
駅近くリーズナブルな宿だった。
平成25年7月にリニューアルして「湯宿一番地」になった。
式内社の「久豆弥(くづみ)神社」の論社で、旧社格は村社。社前には走り湯と並び熱海温泉本来の源泉とされる大湯(おおゆ)が湧いている。
ここが熱海の源泉なのかと感動!
大湯間歇泉
古来からの間歇泉で関東大震災のときにいったん止まってしまった。
以後細々だったらしく、現在人工的に一日6回噴出する。
オールコック
イギリス人で総領事として日本に赴任した。
1860年9月11日(万延元年7月27日)には富士山登山(富士宮側)を行ったが、これは記録の残る中では外国人として初めての登山だったといわれる。
その帰りに熱海に寄ったのだが、愛犬「トビー」が、間歇泉のお湯が
噴きだしたときにお湯がかかって、大やけどを負って亡くなってしまった。
熱海の人は犬の墓を作り手厚く葬った。
感謝の気持ちであとからオールコックは石を送ったという。
墓石の撮影を忘れてしまった・・・
ペットにやさしい熱海の人の話でした。
ウイキペデイア参照