民間人捕虜の墓が横浜にあった歴史と素適なおつきあい番外編 2018・8・15 保土ヶ谷 英連邦戦死者墓地 英連邦戦没者墓地はそれは美しく維持されており 10数年前に訪れた時 この維持費どこが受け持っているのか気になってしまい・・・ 一人一人にそれぞれの苦しみ、くやしさを持って ここに葬られていることに 想いを寄せなかった 反省 終戦記念日の今日最近読んだ本が気になった 図書館の横浜の歴史コーナーで 「赤いポピーは忘れない」という本が目に入った 私的には本にはまり一気読みした 私にとって知らない戦争の話だった 民間人が船に乗っていてドイツに拿捕され 男女約140名が福島のノートルダム修道院に監禁された 乳幼児も含まれる ショックを受けた ドイツは自分たちが拿捕した船を取り上げ 捕虜として日本に置いていった・・・話 それはナンキン号という船だが他の船も拿捕され、 横浜にあらゆる人種の敵国人が入国した 福島のノートルダム修道院に連行された人々のうち 船で働いていた女性の墓が 横浜の英連邦戦没者墓地に葬られた ミッドウエイ海戦は日本が敗北した訳だが その理由のひとつが暗号をアメリカに読まれていた それがわかるのがナンキン号がその資料を 積んでいたからである ここで 特別捕虜になった理由について 間違いではないかというご指摘がありました。 この件に関してはコメント欄もご覧ください。 そのため乗員、乗客は特別捕虜となった 特別な捕虜とは待遇が定められていた条約に 反し秘密に収容し、外部との接触を避ける 扱いができたということらしい ノートルダム修道院は東日本大震災で 被害を受け 残念ながら取り壊された かつてヘレンケラーが訪れた場所である 写真:福島市:ノートルダム修道院 より その後ナンキン号はロイテンと改名され ドイツの船とともに横浜新港埠頭に繋留中 「横浜港ドイツ軍艦爆発事件」により 炎上してなくなった 横浜新港埠頭は赤煉瓦倉庫で今では観光地になっている 民間人は目撃はしたものの どんなことが起こったのか発表されず 戦後もしばらく伏せられていた爆発事件である 義母はまだこのころ磯子に住んでいた 爆発音を耳にしていたかもしれない 参考:赤いポピーは忘れない:遠藤雅子
by gannyan1953
| 2018-08-15 11:29
| 神奈川県の歴史散歩
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Comments(2)
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ブラザー福島
at 2019-05-20 18:10
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誤解しているようですので、訂正してはどうでしょうか。
ミッドウエイ海戦は日本が敗北した訳だが、その理由のひとつが暗号をアメリカに読まれていた。それがわかるのがナンキン号がその資料を積んでいたからである。「そのため乗員、乗客は特別捕虜となった」。 ナンキン号の乗員、乗客が捕虜となったのは、ナンキン号が、米国による日本の暗号解読の資料を積載していたからではありません。 日本は、ドイツからインド洋海域でドイツの艦船が通商破壊行為を行っているという情報(客船南京号がドイツの船舶により拿捕されたこと)を連合国に報せないでほしいとの依頼を受けたのです。 なぜなら、ドイツの艦船が通商破壊行為を行っているという情報が連合国に伝われば、その海域での警備が強化され、ドイツの通商破壊行為に影響をもたらすからです。 この要請は、交戦中、捕虜収容所の存在は明らかにしなければならないという国際法の条項に違反するものでした。 しかし、ドイツと同盟を締結していた日本は、受け入れざるを得ず、そこで、抑留所として検討されたのが、福島の修道院でした。鉄道の駅から近く、首都圏以外の地域で百四十人もの外国人を収容出来る施設は、なかなか見つからなかったためと聞いています(P56 秘められた抑留所)。
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gannyan1953 at 2019-05-21 09:01
ご指摘ありがとうございました。
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