かねさわみち・金沢道①歴史と素適なおつきあい番外編 2022・8・14 東海道・保土谷宿に金沢横丁といって、 かねさわみちの分岐点がある。 金沢八景の六浦陣屋までの道である。 六浦陣屋は徳川家家臣米倉氏8代目が 藩庁として陣屋をつくり金沢藩とよばれ、 のち六浦藩となった。 跡地に石段だけ残るという。 それを見るのと、 鎌倉時代は瀬戸神社あたりが ゴールだと思う。 歩いてみようとでかけたが、全長16キロほど。 酷暑で約6キロ、保土ヶ谷から上大岡まで。 「かなさわ」か「かねさわ」か よくわからないが、金沢鎌倉道ともいうらしい。 上岩間踏切を渡る。 踏切は遮断機があがり 普通に渡るとすぐ遮断機が下りてきて 超早!お年寄りには渡れない踏切だった。 閉じ込められ最初から緊張!! 1号線を渡ると案内板あり。 いわな坂 最初から急な坂である。 左手に福聚寺がある。 十辺舎一九の弟子五辺舎一九の墓があるので、 お参りしたかったが、 登る元気がない。 南北朝にできたお寺である。 弟子の五辺舎さんのことは わからないが、名前がウケる お地蔵さんのような・・ ここも登らない 御所台の井戸 北条政子さんが通ったときに 化粧をしたという、井戸。 政子さんが東海道で京都に 行ったときに使った街道なのかな。 北向地蔵 交差点を渡ると北向地蔵がある。 享保2年(1717)に建立された。 道に迷った旅僧が近くの寺の住職に 助けられたが、 その住職は道に迷った僧を助けるようにという お地蔵さんのお告げがあったという。 旅僧は大変感謝して お地蔵さんを寄進したという。 北向きに置いたお地蔵さんは、 その後向きを変えられても 又北向きにもどる。 不思議なお地蔵さんだ。 道標にもなり、 左はかなさわみち、 右は弘明寺とある。 どんどん進むと Y字路があり、どっちに進んでも 橋を渡る。 右に行くと橋のむこうに お墓がある。 そこを左に行くと 石坂石材店があり、 グランドが左手にある。 それにそってドンドン進む。 清水ヶ丘公園の西側にそって ドンドン下り、 京急線の高架下をくぐる。 南センター入口交差点も渡る。 7月に行ったこのコースのすぐそばまで 来ている。このコースは清水か丘公園の 東側の道である。 しばらく行くと 井土ケ谷事件の碑がある。 文久3年(1863)このあたりで攘夷派により、 フランス人が殺傷された事件。 カミュ少尉と士官2名が保土ヶ谷に馬でむかう途中 3人の浪士に襲われ、カミュは亡くなった。 幕府は謝罪のためフランスに出向き 195,000フラン(35,000ドル)を遺族に支払った。 浪士は不明で捕縛はできなかった。井土ケ谷事件の碑をめぐったコース↓ 蒔田橋を渡って 鎌倉道という大きな道路にぶつかるが、 ここで右折、 しばらく大きな道路をひたすら進む。 宗教施設が続く。 エホバの証人のような 夏でもきちんとした服装の 人たちが大勢いる。 こちらは スポーツウェア・・・ 蒔田駅があってそのまま行くと ブルーラインの弘明寺駅に出る。 ここですき家の奥にある関寿司でランチ。 日曜でもランチがある。 1120円のランチだけど まぐろがとても美味しかった。 南警察署を過ぎるとすぐ交差点。 旧道入口。 こんな地名は街道歩きするときにとても嬉しい。 左が旧道で 道がとても旧道らしく、 くねくねして いい。 でも車は信号が少ないので猛スピードで 駆け抜けるのでちょっと怖い。 五街道歩きを思い出した・・・ 何度も車と接触しそうになった。 狭い道で速度を落とさず走り去る車。 地元からしたら タラタラあるいてんじゃねえよ! って思っているんだろうな。 早い時期に歩いたので 地元の人たちにお金ないの? っていわれたこともある。 実はとてもお金のかかる遊びなんです・・・ そんなことを思い出しながら 川に沿った道で 材木屋さんがあった。 大きな鎌倉街道に合流した所が 上大岡駅。 今回はここまで。
by gannyan1953
| 2022-08-15 14:11
| 鎌倉の歴史
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